休息へ
お昼の後、教室に戻り
残りの授業を受け、放課後へと入っていく。
クラスメイトと他愛の無い話をしながら、
これから見に聞くクラブの情報を貰った。
バレー部・ラクロス部・陸上部・バトミントン部・剣道・弓道
バスケ・卓球・柔道・
文系のクラブも見回り
最後に女子テニスを見る為に移動をし、
部長から、練習メニューなど話を聞き見学を終え、
挨拶をした後、
男テニを見に行かなきゃ・・・
凄い人なんだろうなぁ・・
女テニに居る時でも、歓声が聞こえていたし・・・
テニスかぁ・・・
そういゃぁ・・桜乃ちゃん可愛かったなぁ・・
必死にボールを追いかけている姿は
本当に可愛かった・・・
うっかり悦に入りかけるが、
聞こえてくる黄色い悲鳴に現実に帰され、
物影からコッソリ見てみれば、
菊丸と越前の試合が行われており、
そのフェンスの回りには女子が集まり歓声が上がっていた。
「頑張って、リョーマさまぁ〜」
聞き慣れた声に視線を動かせば、
跳びはねると共にツインテールが揺れ、
全快の笑顔で応援している姿に、微笑みが浮かんでくる。
可愛い!
あんなに応援して貰えて、越前くんも嬉しいだろうなぁ・・
聞こえてくる小坂田の声に和みながら、
こっそり試合を見ていれば、聞こえてくる歓声に、
ちょっと・・近寄りがたいような・・
怖いような・・・
試合をしている越前に向かって、手を合わせ、
ごめんなさい・・・
心の中で謝りを入れ、数歩後退りをし勢い良く振り向いた瞬間、
誰かにぶつかってしまい、
「ごめんなさい!」
謝りの言葉を言い捨て、
逃げる様にグランドへと抜け家へと帰って来た。
さすが、原作、アニメに描かれている通り凄い人だったなぁ・・・
あれだけ王子様達が集まってたら仕方ないか。
おやつだと呼ばれ、出されたクッキーを食べ、
紅茶で一息入れたら、先程の状況が冷静に考えられた。
明日、越前くんに謝らなきゃ・・・
クッキーを一口噛り、フッと浮かんだ考えに、
夢なんだから明日とか無いのに、何考えてんだか・・・
自分に呆れながら、残りの紅茶を飲み、
コップを流しへと置き自室へと戻った。
時計を見れば17時になろうとしていた。
パソコンでもあれば、ネットするのに・・・
ベットに腰掛け、ぼんやりと、考え事をする。
学校なんて、本当何年ぶりだろう・・・
懐かしかったなぁ
ゆっくりと浮かんでくる気持ちに、瞼が落ちてゆき、
重く感じる体は傾きベットへと倒れていった。